ＹＫＫ ＡＰでは、断熱・遮熱に優れる樹脂窓を製造販売し、省エネルギーに貢献する商品を社会に提供しています。
樹脂窓は、塩化ビニル樹脂の細長い形材（樹脂形材）を決められた長さに切断し、複層ガラスやトリプルガラスと組み合せてつくります。その製造工程で発生する樹脂の切断屑は分別回収し、樹脂形材に再生しています。更に2019年度からは、自社生産の複層ガラス用のガスケット※原材料に活用先を広げました。年間72ｔ（約1,400千窓分）のガスケットに再生しています。
　このように社内利用することで市中の影響を受けず、安定的な切断屑の再生を図っています。今後も引き続き、新規用途開発を進め活用先を広げていきます。

ガスケット※：ガラスを隙間なく(納まり良く）窓枠に取り付けるための部材