本校では調理師を目指す学生たちが学んでおり、普段から地域の食資源や海洋環境についても積極的に学んでおります。
4月には気仙沼市生活環境課の方に地域の海洋環境や海洋プラスチックごみについての講義を頂き理解を深めました。
また、同日その後に気仙沼大島の小田の浜、田中浜にて実際に打ちあがった海洋ごみ・海洋プラごみの清掃活動を行いました。
学生たちは収集分別しながら海洋プラスチックごみが投棄されるに至った経緯や、海産物への影響など考察しました。
昼食には提供時にできるだけプラスチックを使わない「省プラランチ」を職員が作り学生に提供し、有効性や不便さ、改善策などを伝えました。
食材はもとより食品梱包材や流通の過程にも配慮し、海洋プラごみを含めた環境への意識を高められたと実感しております。
飲食業界の次世代を担う学生たちに学校が持続可能な取り組みとして、この活動を授業に取り入れ、毎年恒例の学校行事にしていきたいと考えております。