中川村公民館

中川村公民館

取り組み事例

事例 地球を救えるのか!?

■ふろしきは地球を救えるのか!?

長野県上伊那郡中川村にある、中川村公民館では令和元年度から、生活環境問題について学習を進めており、第1弾として、中川村公民館と文化団体で主催する「村の文化祭」にて、レジ袋の見直しを実施しました。

レジ袋、手さげ袋が世間に浸透する前は、物の運搬にはふろしきを使用するのが一般的でした。現在ではあまり見かけなくなったふろしきですが、どんな形の物でも包み込める汎用性や何度も繰り返し使用できる観点から、改めて見直しを行うことで、レジ袋の削減に繋がると考えました。

また、日常的には使われなくなったふろしきですが、冠婚葬祭などの大切な場では、「心」を表すために使われているように思います。生活環境問題のためにふろしきの使用を見直すことで、人の「心」も豊かになると考えています。

プラスチックごみ削減チャレンジ2020_1

■美しい村は好きですか!?

令和元年度から、中川村公民館では生活環境問題について学習を進めており、第2弾として、中川村公民館と文化団体で主催する「村の文化祭」にて、ごみ問題について取り上げました。

村の職員で実施している環境美化活動や、小中学校が登校時に実施する「ごみ拾い登校」を取材し、集まったごみの内訳を分析しました。経緯としては、学生に取材をする中で、「中川村は日本で最も美しい村連合に加盟しているから、私たちに協力できることをして、美しい村にしていきたい。」と言っていたので、文化祭のサブタイトルを「美しい村は好きですか!?」としました。

その中で、まずはレジ袋の削減からということで、エコバッグ作り講座をし、日常的にレジ袋の利用率を下げる取り組みを行いました。

■地球を救う中川村公民館報

令和元年度から、中川村公民館では環境問題について学習を進めており、中川村公民館が発刊する中川村公民館報の中で、レジ袋削減に関係する記事を書きました。

マイクロプラスチックに関係する内容を取り上げ、その中で、レジ袋をふろしきに置換して、利用率を下げるように促す記事の掲載や、「レジ袋有料化は地球を救えるか!?」と題し、プラスチック製品が深刻な環境汚染を引き起こしている事実を取り上げ、一番身近なプラスチック製品の象徴ともいえるレジ袋の利用率を下げることが環境汚染を食い止める第一歩であるという内容や、レジ袋有料化の目的、世界規模でレジ袋の削減に取り組んでいることを記載しました。

年6回発行する公民館報で定期的に取り上げることで、意識づけることができると考えています。