どうしてレジ袋を有料化するの?

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なぜレジ袋を減らさないといけないのか?
レジ袋を含めたプラスチックごみが引き起こす環境問題とは?

主要な地域・国の中で2番目に多い日本のプラスチックゴミの廃棄量 主要な地域・国の中で2番目に多い日本のプラスチックゴミの廃棄量

一人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量は、主要な地域・国の中で日本が2番目に多いと言われています。出典元:国連環境計画(UNEP)の2018年度報告書

60カ国以上でレジ袋に禁止を含めた規制 60カ国以上でレジ袋に禁止を含めた規制

出典元:国連環境計画(UNEP)の2018年度報告書

2050年にはCO2排出量割合の15% 2050年にはCO2排出量割合の15%

2050年には、世界のプラスチックの製造・廃棄にかかるCO2排出量は、気温上昇を2℃以下に抑えるためのCO2排出量の上限のうち15%を占めると言われています。出典元:エレンマッカーサー財団2016年

ひっ迫する廃プラスチックの処理 ひっ迫する廃プラスチックの処理

2017年末に中国がプラスチックごみの輸入を禁止したため、日本国内で処理しなければならないプラスチックごみの量が増大し、一部で排出と処理がひっ迫し、廃棄物処理にかかる社会的コストが増大しています。

2050年魚の量を上回るプラスチックごみ 2050年魚の量を上回るプラスチックごみ

陸域で排出されたプラスチックごみが河川などを通じて、また、海域に直接排出されることによって、世界全体で毎年800万トンのプラスチックごみが海に溜まり続けてます。このまま続くと、2050年には海洋中のプラスチックごみの重さが、魚の重さを上回ると試算されています。出典元:エレンマッカーサー財団2016年

大阪湾に沈むレジ袋300万枚 大阪湾に沈むレジ袋300万枚

大阪湾に沈むレジ袋が300万枚に上ると推計されています。出典元:関西広域連合

これらの問題を解決するために

みんなで減らそうレジ袋チャレンジは、
みんなのアクションで、
レジ袋を使わない人6割にする
のが目標です!

日本では、国民ひとり1日1枚使っていると言われていて、一人ひとりが意識してレジ袋使用量を減らしていくことは、確実にプラスチックごみ削減につながります。

2020年3月時点では、レジ袋をもらわない人は約3割でした (※) 。「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」では、これを6割まで倍増することを目指します。

また、日本におけるレジ袋は、国内で使用されるプラスチック全体のうち数%です。まずは身近なレジ袋から取り組み、そのアクションを他のプラスチックごみの削減に広げていきましょう。

※環境省による全国7エリア(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州)、15~79歳男女を対象としたWeb調査結果では、直近1週間店頭でレジ袋をもらわなかった人は30.4%でした。