環境に配慮する行動が"体験"になる
観光地型サーキュラー・
ツーリズムモデル事業
プロジェクト概要
資源の循環を「観光体験」する、
島内観光デザインの設計
世界遺産・宮島エリアでは、食べ歩きによるテイクアウト需要の増加に伴い、来訪者由来のごみの排出量も増加しています。一方で景観上の制約等からごみ箱の設置は限られているため、分別が進まず資源循環の仕組みが十分に機能していません。
本事業では、島内の観光デザインにより、来訪者の環境に配慮する行動を促し観光体験とすることで、来訪者自身が資源の循環に貢献、実感できる、持続可能なごみ対策モデルをめざします。
主な実施内容
クリーンバッグやプラカップ専用回収ボックスの運用による適正排出の促進
NFC・QR等を活用した適正排出への参加・貢献の可視化
回収プラカップのアップサイクル品の制作・活用
宮島桟橋等における再資源化された資源の観光コンテンツ化・可視化
プロジェクトへの想い
BIPROGY株式会社
坂井 晴さま
世界遺産・宮島を訪れる方々に、美しい景観を楽しむだけでなく、地域の環境を守る行動にも自然に参加していただける仕組みをつくりたいと考えています。本事業では、飲食店、宿泊施設、行政、地域事業者の皆さまと連携し、使い捨てプラスチックの削減、分別・回収、再資源化、情報発信を一体的に進める予定です。来訪者一人ひとりの行動が、宮島のごみ削減や資源循環につながるよう、今年度の実証を通じて効果を確認します。その結果を地域の皆さまと共有しながら、宮島で継続でき、将来的には他地域にも展開できる持続可能な仕組みへ育てていきたいと考えています。
環境省 水・大気環境局 海洋環境課
海洋プラスチック汚染対策室
観光地におけるごみの発生抑制に向けて、購入から回収・分別までを一連の仕組みとして設計し、観光客の行動変容を促す点を高く評価しています。特に、ごみ箱の設置が難しい観光地において、観光客がごみを持ち歩き宿泊施設等で適切に処理する仕組みは実現性が高く、他地域への展開可能性が期待できることが採択時の評価ポイントとなりました。今後は、観光客だけでなく、飲食店やテイクアウト商品を提供する事業者など地域の関係者の参画をより一層促進し、地域全体でごみ削減に取り組む体制の構築を期待しています。本事業が観光地における新たな行動変容モデルとして全国へ横展開されることを期待しています。
宮島・アクセス
実施エリア
広島県廿日市市 宮島
最寄り駅
JR山陽本線 宮島口駅
広島電鉄宮島線 広電宮島口駅
アクセス
広島駅からJR山陽本線で約30分、宮島口駅下車または
広島電鉄(宮島線)で約70分、広電宮島口駅下車
宮島口桟橋からフェリーで約10分
駐車場
宮島口周辺または宮島島内の有料駐車場をご利用ください。

