「BAGASSE（バガス）」という材質をご存知でしょうか。
バガスとは、砂糖の生産過程でサトウキビから出る搾りかすです。全世界では年間1億トン以上発生しており、通常はボイラー燃料、飼料、堆肥として活用されていますが、余剰分は廃棄されています。その本来捨てられる搾りかすで食品用パッケージを企画開発いたしました。
このバガスは、当社と北九州市立大学の研究から、約76日で土壌分解するという結果が出ました。
本取組では、子どもさんから大人まで、ジビエや野菜など地元の食材をこの「バガス容器」で食べていただき、食事後、使用したバガス容器を土に埋めたり、コンポストで堆肥化します。そしてできた堆肥で地元野菜を育てるというフードサイクリングを実現いたします。
また、同時にバイオマスプラ、生分解性プラ、石灰石＋プラなど様々な材質を知っていただく課外授業を行うことにより、正しい知識と選択肢の幅を広げる活動も進めてまいります。