課題①　広島 伝統的工芸品「熊野筆」の現状 　近年生産量が伸び悩み、職人の数も減少傾向。伝統を継承・発展していくため、子どもを中心とした若い世代へのアプローチが急務。 
課題②　教育現場　プラスチック製品の廃棄 　全国の小学生が使う学用品「朝顔プラスチック鉢」の年間生産量は約300トン。 　お役目を終えた鉢はご家庭で廃棄されており有効活用されていない。 
課題③　環境教育の課題 　環境省が全国の教職員向けに実施したアンケート結果によると、環境教育に様々課題があることが分かった。 
これら課題をまとめて解決すべく、使用済朝顔プラスチック鉢からできたJAPAN BLUE 熊野筆 "KACHIIRO"を開発しました。 「日本の伝統的工芸品の伝承・発展」×「地域資源循環」×「環境教育」取組を推進してまいります。 
製品名「KACHIIRO」の由来 
その昔、戦国時代の武将達は、鎧の下に「褐色（かちいろ）」の藍染を施した衣を身にまとうことで、藍染本来の抗菌・防虫効果のみならず、勝負運がついて戦に勝つ　「勝ち色」としても験を担ぎ重宝しました。本製品は徳島の天然藍を活用することで「褐色（かちいろ）」を表現しています。