リサイクルに回らず焼却されることになるごみ袋は、リサイクル性より脱炭素が重要です。「NO CO2」をネーミングにしたnocoo［ノクー］は、ポリエチレン原料に天然ライムストーン（石灰石）を配合することにより、仕様はそのままに従来の100％ポリエチレン製ごみ袋と比較してプラスチック使用量を約20％削減しています。従来品からnocoo[ノクー]に置き換えることで、焼却時のCO₂発生量を約20％削減します。日本サニパックは、nocoo[ノクー]の販売を積極的に進めており、2022年度は約5,000トンのnocoo[ノクー]を販売し、2020年度比でCO₂排出量を3,140トン余り削減しました。今後さらに普及を推進し、2025年度までに年間14,000トン以上の販売を目標とし、CO₂排出量8,800トン削減を目指します。nocoo[ノクー]は、2023年度までに渋谷区、西宮市、戸田市、芦屋市にて指定袋・推奨袋として認定を受けており、導入されています。