自動車リサイクル法に則り使用済自動車（廃車）の適正処理を行う中で、さらなる廃棄物抑制を図るため、廃車の取扱説明書に着目。これまで産業廃棄物となっていた取扱説明書を回収し、環境に配慮した製紙会社・印刷会社と協力して、CO2を可能な限り削減した形でアップサイクルした「環境教育ノート」を製作しました。
ノートは、子どもたちが自動車リサイクルを題材に3Rの大切さを学べる内容とし、ザラザラした手触りで再生紙の質感を、原料の取扱説明書が斑点模様として見られることで廃棄物抑制の大切さを体感できるようにしています。
また、明治大学・富山県立大学との産学共同研究に基づくCO2削減量をブナの木の本数で表すなど工夫しています。
このノートを工場見学会等で配布し、自動車で学んだリサイクルをペットボトルなどの身近なものに置き換えて考えてもらうことで、日頃から分別や環境を意識したり、グリーン購入にもつなげています。