プラスチック・スマートに関連した
様々な取組の中から、
特にプラスマ事務局が注目する方々に取材を行い、
多種多様なプラスチックとの関わり方をご紹介します。
Plas+tech project(株式会社テクノラボ)
捨てられている海洋プラスチックを二度と捨てられない美しい工芸品に「buøy」
1. 取り組み内容を具体的に教えてください
海洋プラスチックごみを材料にした製品の開発製造を行っています。
私たちの技術の特徴としては、海洋プラスチックごみの色や模様ををそのまま活かした
製品が作れるので購入者に対し「海洋プラスチックごみ原料」だということが分かりやすい商品がつくれます。
海洋ゴミの問題を知ると同時に、唯一の色や模様をもった
たった一つの製品に触れることで長く大切にしてもらうことを目的にしています。
2. 取り組みに繋がったきっかけを教えてください
私たちの本業はプラスチックメーカーです。
私たちが持っている知識や技術を活かしたアプローチができないかと思い取り組みを開始しました。
3. 取り組みを実際に進行する際のプロセスを教えてください
海洋プラスチックごみを材料にどんな製品であれば顧客がてにとるのかアイデアを出す
→ デザイン → 設計 → 金型設計 → 金型製造 → 成形
4. 取り組みの際に注意していることは何ですか?
海洋ゴミが材料という事を抜きにしても欲しいと思われる商品をつくること。
5. 取り組みに関してご苦労されていることはありますか?
海洋ゴミらしさをどの程度残しても人に欲しいと思われるのか品質基準が難しい。
6. 取り組んでよかったことは何ですか?
プラスチックをただ否定するだけではなく、プラスチックの長所も含め
今後プラスチックとどう向き合うべきか多くの人が考えてくれたこと。